江戸屋

２日間のセカンドステップ研修、ロープレ、ロープレでハードでしたが、いつも行っているソーシャル・スキル・トレーニングに加えて、活かせる内容でした。




セカンドステップとは、アメリカ発祥のソーシャルスキルトレーニング。切れて加害者にならない為のプログラム。自分の怒りのコントロールする為のシチュエーションが多数、用意されていて、子供達にとって、あるあるの内容ばかり。
世界70ヶ国で採用され、日本では、東京と大阪の学校で取り入れているそうです。

講師の千田先生が書かれた絵本も購入しましたが、今日、お話の内容と全く同じ事が起きた為、早速、読み聞かせを行いました。



お話の後、
「イライラ虫、とまれ」
「熱いスープ、良い匂い→フー」と皆で一緒に練習しました。

当事業所の、これまでのソーシャルスキルトレーニングは、スタッフ達が、アニマート劇場と称し、その場面場面を再現したり、その場面のイラストを描いたり、子供達の行いを客観的に見せ、子供達に考えさせる療育を行っていましたが、セカンドステップは、更に、その考えについて検証する為、深く考える事ができると思います。
研修で、私達、大人が難しいと感じるほどです。特に高機能自閉症、発達障害の為のプログラムと言っていいでしょう。

コースは年齢で細かく分かれていますが、小学校入学前から卒業ぐらいまでの教材をいくつか注文しました。
ただ、このプログラムは一つのテーマで約40分ぐらいの時間をかけて行っていると講師の方が仰っていたので、他の療育と合わせて、どの様に組み込んで行くか、考えなければいけません。

気づけば、アニマート江戸屋とアニマート江戸屋２号店は、アメリカ、カナダ、イギリスと、インターナショナルな療育を取り入れる事業所になっていました。それだけ日本の療育が遅れているという事です。
良いものは、どんどん取り入れて行きます。但し、研究され、実績があるものに限ります。

感覚統合あそび