
2021年10月29日
半側空間無視なのか?

感覚統合あそびで行う、輪投げ。
的を狙って輪を投げるだけの遊びですが、これには力加減が必要です。
固有受容感覚の発達が遅れている場合、力加減や距離感がわかりにくい。
その為、的とは大きく外れた所へ飛ばす子供も沢山います。
輪投げをしていて気づいた事は、的のパイロンを左右に2つ置いた時、発達障害の子供は、ほとんどの子が右側だけを狙い、知的障害の子供は左右のパイロンを狙って投げていました。
(画像は以前のものなのでパイロンは1つです)
もしかして、半角空間無視なのか???
半角空間無視とは、
目は見えていても、左側の物や空間に意識が行かない脳の障害。
脳梗塞や脳出血などの病気や、認知症など、右頭頂葉、前頭前野の破損でも起きる様です。
発達障害の脳については未知な部分なので、もしかしたら左側の認知が低いのかもしれないと感じました。
他の遊びでも、試してみたいと考えています。
知的に遅れのあるプラダウイリー症候群の子は左右のパイロンに向かって、交互に投げていました。
プラダウイリー症候群には空間把握の能力が高いという説があります。
もう一つ気になっているのは、斜視の子供は多いのですが、これまで見て来た斜視や弱視の子供は、全員が左目に症状が出ている事。
何か関連があるのか?不思議です。
Posted by 株式会社 江戸屋 at 02:18│Comments(0)
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