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株式会社 江戸屋
株式会社 江戸屋
株式会社 江戸屋
~児童デイサービス・アニマート江戸屋&児童デイサービス・アニマート江戸屋2号店
沖縄県南城市玉城字喜良原517-5
電話 098-948-7210、098-948-7225
メール info@okinawa-edoya.com
ホームページ
http://okinawa-edoya.com/
てぃーだブログ › 江戸屋 › 苦情が入りました

2021年10月17日

苦情が入りました

10月8日金曜日、沖縄県庁より、当事業所2店舗に向けて、匿名で苦情があったと電話がありました。

苦情の内容は
①コロナ感染対策による隔離の件。
「パーテーションで囲われ、ほったらかしにされた」
隔離については、直接、保護者様が事業所内をご覧になった事は一度も無く、事業所独自で作成した、ガイドライン、フローチャートで利用停止、隔離になる条件など、お知らせしており、過去のブログでパーテーションによる隔離コーナーの写真を投稿しておりました。
苦情が入りました


令和3年2月に投稿した記事で使用した画像に説明を追加。
窓から外に向かって扇風機を回しています。

隔離は他の利用者を守る為の感染予防であり、スタッフは中にいる利用者を観察できる状況で完全に密閉でない事、自由に出入りしようと思えば出来る事、水分補給、おやつの提供、宿題が終わった後の個別活動の提案、ビジョントレーニングなど個別で出来る限りの支援をし、感染予防の為、送迎も個別で対応しました。ただ、パーテーション内に居て寝ている利用者もいた為、無理矢理、起こす事はしていませんが定期的な水分補給、おやつの提供は行っております。
そしてデルタ株の感染拡大期(第5波)の際は、関わるスタッフは代表の私のみ。他のスタッフには関わらない様に指示を出しています。
何故なら?
もしも隔離となった利用者がコロナに感染した場合、マスク着用、ゴーグルをしていなければ、濃厚接触者になってしまう。眼鏡ではダメなんです。
唯一、マスクとゴーグルを常時着用しているのは私だけです。マスクとゴーグルを着用するのは、とても苦しいのでスタッフには勧めていますが、マスク以外は強要していません。そして、真夏の暑い中、昼食は一人、中庭(外)でとり、マスクとゴーグルを外した状態でスタッフや利用者と接触しない様にしています。
もしも事業所内で感染者が出た場合、接触していないスタッフがどれだけいるか?代表として、絶対に濃厚接触者にならないと、どんなに視界が悪くてもゴーグルもマスクも外していません。感染者が出た場合、事業所は閉鎖となりますが、それでも、2店舗のうち感染した者と接触していない、どうしても預からなければいけない利用者が居た場合、どれだけのスタッフが残るのか?今年度、発足した業務継続委員会で、
「スタッフ2名が濃厚接触者にならなければ営業」と決定しました。
私は代表として、絶対に濃厚接触者になってはいけないのです。

②在宅支援の件。
「一回のメールを送っただけで在宅支援にされ、アニマートを利用しているのではなく、アニマートに利用され、金儲けされている」
メールによる在宅支援は厚生労働省が認めており、各市町村にも確認して、メールによる健康管理などを行う事で、在宅支援可能としているのに加えて、当事業所では、同意書を作成してご署名を頂いております。
在宅支援の方法も厚生労働省の参考資料に「メールでの対応は、その日に返事が無くても可」とQ &Aに掲載されています。
放課後等デイサービスはサービスを行う事で利益を出し、法改正の度に報酬単価が下がる中、利益を得る為、正当な方法で運営しております。放課後等デイサービスだけでなく、この措置は障害福祉サービス全般に適応され、感染拡大期に於いても業務継続と通達が出ております。
また、利益はブレインジム、ビジョントレーニング、セカンドステップ(SST)、感覚統合、マインドフルネス瞑想、マインドフルネスカウンセリングなど、高額な研修、講習費に費やしており、沖縄県内で当事業所でしかできない療育を行っております。
特にブレインジムに関しては10万円を超える受講料がかかっております。

風邪症状による隔離も在宅支援も
発熱

倦怠感
味覚または嗅覚の消失
喉の痛み
頭痛
痛み
下痢
皮膚の発疹、または手足の指の変色
眼の充血または炎症
など、新型コロナの症状としてWHOにあげられている症状は、例え病院で風邪、胃腸炎、アレルギーと診断されても、後にコロナ陽性となる危険があると医師により確認を行い、厚労省からのメッセージにある様に、
「少しの症状でも」利用者、同居のご家族に当てはまる症状がある場合、また、PCR検査で陰性になった場合、濃厚接触者で陰性となった場合でも、一定期間の隔離、利用停止による在宅支援を取らせて頂きます。

③子供に寄り添った支援をしいない。
これについては、在宅支援と隔離で苦情を出された方に心当たりのある内容として、他の方からも直接ご指摘頂いた、子供達に自立を求める事で、言葉の掛け方、厳しい指導となったかもしれないと反省し、スタッフそれぞれの利用者への配慮が足りなかったのでは?と月曜日から何度もミーティングで今後の対応、連絡帳の記載の仕方について話し合っております。

先週金曜日以降、県では、苦情に対する協議が行われてきましたが、調査の結果、
「良くやっている」とかえって高い評価を頂きました。
「但し、良くやっている事がご理解頂けていない様なので、もう少し頑張ってみて下さい」との事でした。

苦情の内容は、南城市生きがい推進課にも報告し、県への説明の通り、これまでやってきた対応で問題なしと再確認しております。
変異株のデルタ株が猛威を奮い始めた際には、「隔離や利用停止など、今まで以上に更に強い感染予防を行う」と報告も行っておりました。
皆様には、ご心配をお掛けしましたが、今後も在宅支援、隔離については、これまで通りの対応とさせて頂きます。
苦情はサービス向上の為と受け止め、今後、より良い支援ができるよう、スタッフ一同、日々、邁進して参ります。

次にコロナ第6波が2ヶ月後あたりに来ると言われています。中学生の以上の利用者にもコロナワクチン接種が進み、今後、12歳以下の子供にも接種が進めば対応も変わってくると思います。今後も状況に合わせ、検討会議を行い、医師の意見を参考にしながら、国と県のメッセージを元に利用者を守る事を第一に考えた運営をして参ります。

この件については、保護者様、全員にLINE、メッセージを送り既読確認を行いました。
中には、
「アニマートさんで徹底した感染対策をして下さったおかげで、安心して通う事ができました」と励ましの返信を頂いております。


子供に寄り添った支援をしていない件については、スタッフ全員に
「スタッフ全員の良いところを書き出して下さい」と課題を与えています。
恐らく、サンクスカードだと思って、良い事を書かれて良い気分で終わると思っていると思いますが、これは、
「自分は気づいていなかったけど、他の人は、あの人のこんな良いところに気づいている」と気づいて欲しいのです。
これができなければ、障害児支援などできません。
子供達の悪い事だけに目を向けて、良いところに気づいてあげることができなければ、プロの障害児支援者とは言えない。
リフレーミング。障害福祉の基本です。




Posted by 株式会社 江戸屋 at 03:13│Comments(0)
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