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株式会社 江戸屋
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てぃーだブログ › 江戸屋 › 発達の妨げ

2021年02月03日

発達の妨げ

年齢制限があるゲームについて、これまでにも利用者の子供達には話をしてきましたが、皆がやってると言っても、制限があるものはやめておきましょう。

フォートナイトや荒野行動のゲームについては、殺し合いゲーム。
課金やオンラインで友達とつながる事だけが危険なのではなく、友達との絡みから途中でやめる事ができず、長時間のプレイでゲーム依存になる危険性もあります。何よりも心配なのは、小学生が殺し合いを楽しむという事。
人が殺し合いをして、
「やったー!」と喜んでいると思うと、ゾッとします。

特に発達障害の子供達には思考の歪みが多く見られます。
人を殺す事が悪い事だとわかっていても、例えば、学校で不審者情報があったとすると、
「不審者にあったら拳銃で撃って殺してやる」など暴力的な発言があり、その話は徐々にエスカレートして行く事、興奮して空想の話を延々と続ける事がよく見られます。
「夢の話?」と異常な発言に気づかせる様にしますが、人を殺すのはダメだけど、悪い人なら殺してもいいという認識。
ここがよくある思考の歪み。

アンデシュ・ハンセン博士による『スマホ脳』という本が話題になっていましたが、この本に付いている帯には、
「スティーブ・ジョブズは我が子になぜiPadを触らせなかったのか?」
Appleの創始者、スティーブ・ジョブズ。Microsoftのビルゲイツが我が子にはスマホなど、インターネットを使わせなかったのは有名な話。
悪影響だからです。

発達の妨げ

学習の為にタブレットを使用するのも、どれだけ有効に使えているかが問題です。
勉強ができて有効な使い方ができるなら別ですが、学習障害で勉強ができないからとタブレットを使用しても、ゲームやくだらないYouTube閲覧の方がメインになっているのではないでしょうか?学習が遅れてタブレットを使う事によって、学力が向上しているとは思えません。

先月、日本人の子供の脳を調査した結果、スマホ等を頻繁に使っている子供は前頭葉、側頭葉、小脳など多くの領域に悪影響を及ぼしている事がわかり、発達に遅れが出るという結果がニュース記事で出ていました。発達障害なら尚更、遅れる事でしょう。

当事業所では、前頭葉活性や神経伝達を目標としたプログラムを行っていますが、スマホやタブレット、インターネットなどに夢中になっていては、療育の効果は期待できない思っています。テレビやゲームも同じ。
やるべき事ができれば、ご褒美としてゲームはさせていますが、1回15分。時間がくれば、すぐにやめるという管理をしている中で、利用者の子供達はしっかりルールを守っています。
しかし、家庭でゲームをするのはどうでしょう?一日に何時間もゲームをしたり、隙あらばゲームに夢中になって、やらなければいけない事もやらないでいるのではないでしょうか?
保護者の管理ができず、
「時間を決めて・・・」と言っても、我慢できない。約束が守れない様なら、自宅にゲームを置く事をやめるべきだと思います。
やるかやらないかです。




Posted by 株式会社 江戸屋 at 23:10│Comments(0)
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