江戸屋

夏休み中はイベントがない限り、朝から夕方まで事業所内で過ごした子供達。
中高生となると、なかなかオモチャで遊ぶ事はありません。
「サッカーが好き」という男子。
「サッカーボールを持って来てもＯＫ」と伝えると、中庭で、ずっとキックの練習していました。



ほとんどの学校の夏休みも先週でお終い。
（特別支援学校については、今週、月、火が休校となっています。）
9月5日火曜日は児童デイサービス・アニマート江戸屋、児童デイサービス・アニマート江戸屋2号店共に臨時休業させて頂きます。


先週、夏休みが開けた子供達。
夏休みから新規利用になっていた児童の初めての学校お迎え。
出て来た担任の先生から、
「〇〇は、児童デイに通う様な子じゃないんだけど…」と送迎に行ったスタッフが言われて来たと報告を受けました。

児童デイサービスに対して、どの様な認識をお持ちなのか？児童デイサービスは知的障害や身体障害のある子だけが通っているわけではないです。

役所にしても、学校にしても、児童デイサービスに通う意味を理解していないと強く感じます。
児童デイサービスには、事業所によって、それぞれ特色があると思います。それを一緒くたには、しないで欲しい。

当事業所に通っている、ほとんどの児童、生徒が自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、学習障害、注意欠如多動性障害などの発達障害の診断を受けている児童、生徒。
学習もある程度はできるけど、こだわりが強かったり、協調性がなかったり、学校での集団生活について行かれなかったりと、保護者にとってみれば、申告な悩みを抱えている子供達ばかり。
その特性を、どこから障害とされるか？グレーゾーンにいる子供達を白へと導き、将来、社会に通用する大人になる為の指導、療育を行う。
それが、児童デイサービス・アニマート江戸屋＆児童デイサービス・アニマート江戸屋2号店です。

ストレスが無ければ、子供達は困る事も少ないかもしれない。でも、ここは療育をする場。敢えて、ストレスをかけて、それを乗り越えさせる場面を作る事もあります。
学校から出る宿題は、すべて終わらせなければ遊ばせません。




各種イベントでも、ただ楽しい事をさせる為だけに企画しているわけではなく、約束、ルール、マナーを守って行動できるか？できなかった事の振り返り。上手くできなかった事は、どうすれば良かったのかを教える為に数日かけて子供達に考えさせる様、企画しています。
その為、イベントだけの参加、週に数日しか利用しない子にとっては、あまり意味のない事となるでしょう。

当事業所は、配慮の無い社会に送り出す為の準備。生きていく為の力を身に付ける療育、指導を行います。正直、子供達にとって、厳しい事です。（社会で、発達障害の人への配慮は現実、ほとんど無いと考えています）
叱られても、怒られても、それでも
「アニマートに行きたい」と言ってくれる子供達に、
「しっかり、ついて来い！」とエールを送りたいと思います。

こういった内容を伝えて行く為に瓦版などを制作していますが、ここ数ヶ月、忙しさのあまり、休刊中でした。もっと、もっと療育現場の活動内容を伝えていく為に新しい瓦版の制作にとりかからなければいけない。


児童指導員募集中！
勤務場所：児童デイサービス・アニマート江戸屋
勤務住所：南城市玉城字喜良原517-5（県道86号線から『朝日の家』の赤い看板を入った、給食センター目の前）
勤務日：月～金
勤務時間：13：30-17：30
時給：800円（+児童指導員手当）
仕事の内容：障害のある児童、生徒の学習指導。学校、自宅への送迎（ＴＯＹＯＴＡノア、プリウス、アクアなど）
資格、経験：児童指導員の要件を満たす方（資格無しの場合、児童福祉施設での実務経験2年以上。保育士、小中高の教員免許を持っている方は、経験が全くなくても可）