江戸屋

親子が接する場合、
「スキンシップ」というのは、子供にとっても安心感を与える効果があり、とても大切な行為ですが、アニマート江戸屋では、利用者の子供達に、
「人の身体に触らない」と教えています。


遊びのつもりで、身体を触れ合ってジャレているうちはいいですが、男児の場合、必ずといって、最後は叩いたり、蹴ったりの喧嘩になる。
挙句、
「だって〇〇が変な事、言ったんだもん」と叩いた事を正当化する。

「叩いてはいけない」
「キックしてはいけない」
「寄りかかってはいけない」
「くっつかない」
「プライベートゾーンを触らない」
「男性スタッフにベタベタくっつかない」
「キスしない」
「抱き着かない」
と教えても、じゃあ、後ろから押すのはいいだろうと、そこからまた揉め事が始まる。

障害のある子は、物事の判断がしにくく、
「じゃあ、ハイタッチはいけないんですか？」「あれは？」「これは？」とあらゆる例を出さなければ理解しない。
キリがないです。
だから、
「人の身体に触らない！」
トラブルを避ける為です。

また女の子が男性に対して、腕を組んだり、身体に触ったりする行為。
「男性をその気にさせる危険性があるから、むやみに触らない。くっつかない」
世の中、児童を相手にする変質者もいるので、優しいからと自分から体をすり寄せて行く事はやめる様に注意しています。
自分から近づく事も
「人の身体に触らない！」

沖縄県立沖縄高等特別支援学校では、男女間だけでなく、同性でも手をつないだり、ハグをしたりする行為は厳しく指導され禁止されています。

受験を希望する子（保護者）もいる為、入学後、そういった厳しい校則に違和感を持たない様、小さいうちから教え込んで行く必要があると思います。

「片手を伸ばした距離を取りなさい」
低学年の児童にとっては難しい距離ですが、とにかく、人の身体に触らないという意識を持ってもらいたいと思います。
障害のある子には、身体を触られるのを嫌がる子も多く、スタッフにも、利用者の身体には極力触らない様にと伝えています。
スキンシップは、ご家庭で十分にしてあげて下さい。

ドッヂボール中の子供達