江戸屋

南城市より新型コロナウイルスに関する
「小中学校感染症対策ガイドライン」（2020 0821 版）が公開されています。

この中で大切なのは、
「地域で感染経路不明の感染者が多発しているような地域においては、熱が下がった後も一定期間自宅にとどまっていただくことが適切である。」というところ。

コロナウイルスは、元々、風邪のウイルスです。感染予防に努め、家族以外と接触していない。マスク着用をしていたのに、風邪症状が出た場合は、新型コロナウイルスに感染したものと見て頂いて間違いないと思います。
ただの風邪。熱が下がったから、翌日から登校ではなく、ガイドラインにもある様に、一定期間自宅にとどまって頂く事が必要です。

では、一定期間とは、どのくらいなのか？
新型コロナウイルスに感染した場合、
1.発熱など症状の発症から10日経過している事。
2.症状が消失してから72時間（3日）経過している事。
上記、2つの条件をクリアして、外出可能となっています。
でも、
感染はしているかどうかわからない？
または、PCR検査を受けて陰性だった場合、どうするか？
実際に教育委員会に問い合わせた方がいましたが、
「学校、保護者の判断になる」との事。
これまた難しいです。学校によっては、緊急事態宣言が出るという日にプールに入れる学校もあるわけで、危機感が全く違います。

PCR検査で陰性（感染していない）となっても、３度目の検査で陽性（感染している）と結果が出るケースもあります。

最近になって、新型コロナウイルスが最も人に感染させる時期は、症状が出る前日。
そして、症状が出てから6日以上経過すると感染力がなくなるというエビデンスが出ているそうです。
なので、熱が下がっても、一定期間自宅にとどまるのは、発熱した日から5日間となるでしょう。
熱が一日で下がった。鼻水が一日で止まった。今は元気であっても、最低5日間は自宅にとどまって下さい。