公認心理師に合格した速読が得意なスタッフに「トラウマからの回復」という本を読んで、内容をまとめてもらった。
じっくり読む時間が無い為、いつも本当に助かっている。感謝感謝!
この本にはブレインジムⓇでトラウマに苦しむ子供達を救った事例が書かれている。
発達障害は近年、日本でも神経発達症、神経発達不全と言われる様になってきている。
アメリカ精神医学会診断マニュアルがDSM-4から19年ぶり、2013年にDSM-5として改訂され、発達障害が神経発達症群、神経発達障害群と言われる様になった。
少し前まで日本の医学では、発達障害は遺伝や生まれつきの脳の損傷という言葉が使われてきたが、アメリカ精神医学会によって神経発達障害となった事から、脳の損傷ではなく、神経の問題として出て来ている。2013年にだ。
ブレインジムⓇの考案者、ポール・デニソン博士は1986年にブレインジムを発表。
ブレインジムⓇの大元となったタッチフォーヘルスは1970年。
すでに神経や経絡、筋肉が身体だけでなく、脳へ繋がる事が書かれている。
ブレインジムⓇのエクササイズがトラウマに効果がある事が書かれた
「トラウマからの回復」では、実際にブレインジムⓇのエクササイズを行い、どんな効果があったのかが書かれている。
恐らくブレインジムⓇ講座を受講していない人には、
「なんのこっちゃ?」な話だと思う。
逆にブレインジムⓇだけしか知らない人は、その内容の理屈がわからないのではないか?
ブレインジムⓇの動きが神経、経絡、原始反射、ビジョントレーニング、心理療法、そして迷走神経に関係していて、それらを勉強すれば、どんな関わりでブレインジムⓇが効果を発揮しているのかがわかってきた。
この本には原始反射についても書かれており、今まで私達が勉強してきたことが全て繋がる。まるでジグソーパズルの様。
子供から高齢者までが安全に行えるブレインジムⓇ。
「ブレインジムをすると落ち着くんんだよね」 そんな子供の発言は真実だと思う。
私も利用者の子供達にブレインジムⓇを教える様になってから、まずネガティブ思考にならない。まぁ、元々の性格もあるかもしれないが、いつも前向き、悪い事もポジティブな思考だと思う。
簡単でシンプルな動きが過去の経験に縛られ、不安な気持ちが一杯の子供達の支援に有効である事を証明して行きたいと思う。
この本でトラウマを救ったというエクササイズの一部を子供達は遊び感覚で体験できる。
不安を抱えた子供達は、こういった活動に参加する事さえ拒絶する。しかし私が習ったインストラクターも言ってたが、
ブレインジムⓇのエクササイズは自分でやらなくても、やっている人を見ているだけでも、効果があると、この本に書かれている。
戦うか逃げるか反応から、
「ま、いいか」とポジティブな思考になって、アニマート江戸屋を卒業できるようにしよう!