QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 2人
プロフィール
株式会社 江戸屋
株式会社 江戸屋
株式会社 江戸屋
~児童デイサービス・アニマート江戸屋&児童デイサービス・アニマート江戸屋2号店
沖縄県南城市玉城字喜良原517-5
電話 098-948-7210、098-948-7225
メール info@okinawa-edoya.com
ホームページ
http://okinawa-edoya.com/
てぃーだブログ › 江戸屋 › いろんなタイプの書字障害

2022年07月01日

いろんなタイプの書字障害

今日も小学校で会議。

議題は「書く事が困難な児童の宿題について」

先生の
「これだけは書かせたい」という思いもよくわかりますが、申し訳ないですが、書字障害は書いて、書いて、練習しても書ける様にはなりません。
鉛の様に重い鉛筆を持って、精一杯、集中しても上手く文字を書く事ができません。
よくある、グルグル、ギザギザを書く運筆練習と文字を書く運筆では全く使っている脳の部分が異なります。

今日、お願いして来た事は、
ノートに鉛筆で書くという事に拘らず、ボールペンで書く、タブレットで学習する、プリントで書く内容を少なくする点。

書字障害には、筆圧が弱い子。マスに納められない子。文字の歪みが激しい子。いろんなタイプがいるので、その子にあった合理的な方法を探す必要があります。

約1時間15分。長い会議でしたが、先生の方から、当事業所で行っている療育(トレーニング)の質問があり、
「どうやって、やるのか教えて欲しい」とご希望があったので、簡単に説明をさせて頂きました。

またSST(ソーシャルスキルトレーニング)は、それだけ教えても、心の理論が発達していない子には理解できない事も伝えています。
心の理論を発達させる為の訓練。
最初はできなくても、徐々にできる様になります。

たまたま、ぶつかってしまった相手にも、
「ごめんね」と言いましょうと教えても、
「なんで?わざとじゃないから、謝らない」という子は数名見られます。
「わざとやってないのに、何で自分が悪い?」とそういう子供達の意見です。
これが認知の歪み。

ソーシャルスキルトレーニングをやって欲しいという、ご希望の保護者様が見学に来られる事がありますが、SSTを行うだけで、人の気持ちなど理解できませんし、簡単にできる様になるものではありませんよ。


Posted by 株式会社 江戸屋 at 01:05│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。