江戸屋

金曜日は２店舗共に生活カードの日。
この生活カードでは、マナーなどを含む、社会で生きる為のスキル向上の為のもの。
ずばり！ソーシャルスキルトレーニングの日です。

今週の内容は、ある中学生に出したアニマートの課題を全員に質問し、お話をしました。


生徒に出したアニマート課題。
問題
あなたは、クラスの友達に叩かれました。どうしますか？
　1.叩き返す
　2.泣く
　3.先生に言う
　4.何もしな

生徒が◯を付けたのは、
2.泣く　でした。

ボス：「え？泣くの？他に答えは無い？」と聞いても、
生徒：「無い。泣く」と答えた。

ボス：「叩かれたら、先生に言わないの？」と質問しても、
生徒：「言わない。」
ボス：「どうして言わないの？」
生徒：「だって、言っても何もしてくれないから・・・」

ここまで突っ込んだ質問をして、やっと生徒の気持ちがわかりました。
今までの経験で、先生に困った事を訴えても、何もしてくれなかったという経験から、誰かに助けを求めるという行動ができなかった。

障害者が就労して、企業側が一番困る事に、
「困っている事が伝えられない」（もう一つ、毎日、通えない）

生徒には、
ボス：「困った事があった時、先生に言ってだめな時は、お家の人やアニマートのスタッフに言って欲しい。自分で我慢して終わりにしてはいけない。自分で相談できる人を見つけるんだ」と、話をしたら、
生徒：「わかった。今度、言う」

この生徒が困った時に相談してくれるか、要観察です。

私達は、いつも子供達の見方です。
学校で困った事が解決できなければ、会議を開き、改善を求めなければいけない。