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株式会社 江戸屋
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てぃーだブログ › 江戸屋 › 講演★就労を見据えた支援について考える

2019年02月10日

講演★就労を見据えた支援について考える

本日、自閉症児者親の会 まいわーるど様主催の研修に1号店、2号店スタッフ2名と一緒に参加して来ました。

内容は、
「将来に向けて!自閉症スペクトラムの人たちの就労を見据えた支援について考える」

自閉症スペクトラム(ASD)とは、アスペルガー症候群、広汎性発達障害も含まれます。
(学習障害、注意欠如多動性障害(ADHD)、知的障害が混合している場合もあります)


障害のある人が一般就労、A型就労支援所に就職して、企業が困る事という内容は、利用者の子供達が今後、何を目指せば良いのか、とてもわかりやすいものでした。

全体を通して、就労を見据えた支援とは、アニマート江戸屋が常に意識して行っている療育だと感じました。

子供の障害はそれぞれ違いますが、知的に問題があり、学習がほとんどできないからと言っても、就職できないとは限らない。
就職して、求められる事は、困った時に他人(上司)に相談する事ができるか?これは学習ができても、自閉症児者にとって一番、難しい事だと思います。また、安定して通勤する事ができるか?数日、頑張って、今日は行きたくないと休みがち。そんな不安定な状態では就労は無理。
一般企業の障害者雇用とは、仕事ができないから賃金を下げるというのではなく、合理的配慮の元で、他の障害の無い人達と同じ様に利益を出して行かなければ勤める事はできない。
今回の講演会で、
世の中、甘くはないと改めて思いました。

「障害がある事を、子供に話していない」という保護者がいました。
しかし、自分自身の事を知って、理解しておかなければ、他人にも自分が何が困って、何が不安なのかを伝える事もできない。
家族の理解だけでなく、本人の理解も必要だという事でした。
親としては、一般就労、A型就労支援所で働いて、ある程度の収入が得られる様になって欲しいと望むでしょう。B型就労支援では、時給100円程度ですから。
しかし、就労するという事は、かなりハードルが高いというのが事実です。

就労する為の力は、幼児、幼少期から訓練していかなければ、難しいという話もありました。これも同感です。
障がい児は、親の躾とは関係無いと言われますが、私は親の育て方、躾の仕方によって、子供の育ちには差が出てくると思います。
そして、思春期を迎えた頃、(女子なら4年生、男子なら5年生)では、既にとても難しくなってしまっている。

それでも、就労する事を目標にするには、更に高いスキル、更にキメ細かな療育が必要だと考えさせられました。
今回の講演会は、今まで経験してきた中で共感できる内容ばかりでした。


参考になったことで、他にも知的に問題がなく、療育手帳が取れなかった場合、精神障害者保健福祉手帳の取得もありだと。(発達障害は精神障害に含まれます)
私も賛助会員になっていますが、自閉症児者親の会 まいわーるどさん、いつも質の良い研修、講演会をありがとうございます。さすが、全国規模の大きな団体です。


Posted by 株式会社 江戸屋 at 01:35│Comments(0)
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