原始反射残存が感覚の遅れ

株式会社 江戸屋

2023年05月19日 12:10

アニマート江戸屋では、原始反射統合エクササイズを行って来ていましたが、今回のブレインバランスセミナーでは、更に統合が必要な原始反射が多数あり、エクササイズの量を増やさなければいけないと思いました。

感覚統合あそびも、感覚の発達の遅れを学び直すものとして行って来ましたが、これも原始反射残存が感覚の発達に影響している可能性があるという事がわかり、まずは原始反射統合をしっかりできる様にさせたいと思いました。

原始反射は発達と共に現れる時期や順番が決まっていますが、通常、前頭葉が発達する事で統合されて、姿勢反射が発達する。
この姿勢反射が発達しない事によって、姿勢が保てない。バランスが悪いなど前庭感覚の発達に影響する事を学びました。

なるほど!
すぐに転ぶ。車に酔いやすい。まったく目が回らない。落ち着いて座れない。背中が丸まって正しい姿勢が保てない。ジャンプしたり、回転したりする常同行動がある。
これら、前庭感覚などの感覚が育っていない子に見られる症状は、原始反射を統合しなければ、いくら感覚統合あそびをしても、発達しないのかと気づきました。

でも、感覚統合あそびを、子供達はとても楽しんでいるので、週1日でも、また帰りの会の後、時間が余った時にでも、行いながら、原始反射統合を一からやり直す準備を進めています。
夏休みはは、またやる事一杯になりそうです。

新一年生達がとても素直で、上級生達も気が引き締まってきた様に感じるこの頃です。とてよ良い影響。