愛着障害とADHD

株式会社 江戸屋

2022年06月19日 23:26

テーブルを使って卓球を楽しんでます!力加減が必要なので、こういった遊びは良いですね!


アニマート江戸屋では、新規利用者を募集しています。
新型コロナの影響で見学は玄関先のみとさせて頂きますが、保護者様のお話は屋根付きの中庭で対応させて頂きます。

さて、本題に入ります。
愛着障害はアタッチメント障害とも言われ、幼少期に養育者からの愛情を受ける事ができなかった事で社会性、対人関係に問題が生ずる。愛着理論は心理学者のボウルビィの理論。(保育士試験にも公認心理師試験にも出ます)

発達障害の中でもADHDの子供達の療育はとても難しいものがあります。保護者からの相談で一番多いは友達との関わり
私達から見ていても、ADHD特有の多動・衝動性以外に見られるのは
・自分が一番!(自分ルール優先)
・負けると怒る
・相手の気持ちを理解できない
・先の事が予測できない
協調するという姿が見られない為、慣れない仲間からは
「なんだアイツ」と見られてしまう。

愛着障害の子供にも、多動、衝動性がありますが、特に目立つのは、
集団活動に参加したがらない。
褒めていても素直に受け取れない。
怒られる事をわざとする。
怒られてもヘラヘラしている。
悪い行動を無視するとエスカレートする。更に悪い行動をする


ADHDと愛着障害はとても区別が難しいのですが、幼少期に親からの愛情を受ける事ができなかった事が明らかな子供には愛着障害を疑い担当医に相談の元、支援する方法を考える必要があります。

発達障害は生まれつきのもので、育て方が悪かったわけではないというのを、よく目にします。勿論、発達障害が生まれつきの障害である事は確かですが、育って来た環境の影響はかなり大きいと思います。

アニマート江戸屋では、学校やかかりつけ医と連携を持つ為、接触的に関係機関連携を行っています。