学習よりも大切な事
時間が経つのが早いですね。もう12月。
年末おたのしみ会の出し物の練習は着々と進んでいます。
「おうちの人には内緒にしておいて、びっくりさせようね」と言ってましたが、早速、話してしまった様です。
放課後、子供達が到着するのは、午後3時から4時頃に集中します。そして、送迎から戻って来たスタッフ達は一気に宿題の補助。
ほとんどの子は一人で宿題ができないので、指導員のスタッフ達もマンツーマンで付く状況。
学校から出された宿題が全く理解できない場合も多く、わからない事でイライラし、スタッフ達に対して、
「うるさい」「あっちいけ」「黙ってろ」「余計な事すんな!」といった暴言も多く飛び交う。
「文章をよく読んでごらん」「問題をよく読んでごらん」「一つずつ見てごらん」と指導しても、
「あああ~、もう〇〇のせいでできなくなった」とイライラをぶつけてくる。
こんな状態で宿題をさせていて、意味があるのか?益々、勉強嫌いになるのでは?
高等支援学校を受験するには、かなり難しい問題が解けなければ点数は取れない。理解できない問題の答えを教えたところで、それを活かす事ができるのか?
疑問に思う。
学習面で遅れがある事が問題ではなく、大人(スタッフ)に対して、平気で暴言を吐く事の方が問題だと感じる。
中学に進学、高校に進学できたとしても、そういった暴言を吐く事で友達や先輩とのトラブルも生じ、先生からも可愛がられないでしょう。
だから、そういった暴言が聞こえた時には、激しく注意します。
「一つでも年上の人に対して、そんな事を言うんじゃない!」
学習よりも先に社会のルールを叩き込まなければいけない。